在宅で支える(2019年3月号)

先日、タウン通信主催の「終活スッキリセミナー」でパネリストとして参加させてもらいました。在宅医療のみならず相続、お墓、葬儀、老人ホームのプロが集まり、自分としても本当に有意義な話でした。
例えば、「お墓が田舎にあるけれども、そこのお墓に入るのは諸事情があり難しく、こういった場合はどうしたら良いか」や、「葬儀の際に自分の気持ちを伝えるにはエンディングノートが役に立つ」など、今まで話すことがはばかられる内容が多岐にわたって紹介され、気持ちはスッキリしました。
その後には、聴衆の方々と直接グループトークをさせてもらいました(そのときに在宅医療についてご質問を多数受けました。「いつ在宅医療に相談すれば良いの?」、「足腰が動かなくなったら生活が心配だ」、「普段から先生と外来で関係がないと訪問診療してくれないのではないの?」、などなど)。
当院は、在宅医療専門の強みとして、外来に通院出来なくなった方々にいくつかのご相談窓口を用意しています。疾患が理由で自宅での生活が困難な場合、例えば脳梗塞の後遺症などで歩きにくい方を歩きやすくなるための家屋調整や、自分でトイレに行けない方の排泄ケアのためのヘルパーの手配など、生活に必要な介護サービスを過不足なく提供出来るようにするには「居宅介護支援事業所」があります。また、在宅医療の相談をご相談したい方向けに「在宅医療連携室」があり、医療と介護の連携が円滑に出来るようにしています。
持病があってご自宅での療養生活をしたい、だけど不安がある方々に、我々は力強い存在でありたいと思います。

(タウン通信3月号本文より)

Dr.matsubara2019-03