2022年 4月2日、9日（土）のラジオ在宅NOWの放送のご案内です。
2022年4月のテーマは3月のテーマに引き続き『ふじみ野市 在宅医たてこもり事件について考える』です。今回は4月前半のお話です。
この事件は2022年1月に埼玉県ふじみ野市で起きた、在宅医の鈴木純一さんらが散弾銃で発砲され死傷した事件です。
捜査関係者によると、男の母親（92）が事件前日の26日午後に亡くなり、鈴木さんらが死亡を確認した。男は鈴木さんらを名指しで指定して「27日午後9時に焼香に来てほしい」と言い、母親が利用していた在宅クリニックの鈴木さんら関係者男女7人が自宅を訪れると、「生き返るはずだから心臓マッサージをしてほしい」「助かるはず」と頼んだ。
死後1日以上が経過していたため、鈴木さんが丁寧に説明して断ると散弾銃を取り出して鈴木さんに発砲。理学療法士の男性（41）も撃ち、医療相談員の男性に催涙スプレーを噴射した。さらに別に医療相談員にも向けて発砲した。
POINTふじみ在宅クリニックで起こった事件をふまえて、訪問診療、訪問看護で起こっている暴力行為などをNHKの報道がまとめた資料があります。
今回は、その資料を見ながらお話しをしたいと思います。訪問にいった医療従事者の約半数位の方がセクシャルハラスメントを体験していると答えています。
この中の「97%が何らかの対策が必要と答える一方、約60%具体的な対策がわからない」と言う回答をしたと書かれています。これは個々により対策がまるで違うことが考えられるからだと思います。
例えば認知症の方が故意ではなく急に暴れることもありますので、その対策は難しい問題があります。
また病院と在宅の違いは、在宅の場合、患者さんはご自分の感情を病院よりも出しやすい気がします。それはご家族がそばにもいますし・・・。
今回は、その資料を見ながらお話しをしたいと思います。訪問にいった医療従事者の約半数位の方がセクシャルハラスメントを体験していると答えています。
この中の「97%が何らかの対策が必要と答える一方、約60%具体的な対策がわからない」と言う回答をしたと書かれています。これは個々により対策がまるで違うことが考えられるからだと思います。
例えば認知症の方が故意ではなく急に暴れることもありますので、その対策は難しい問題があります。
また病院と在宅の違いは、在宅の場合、患者さんはご自分の感情を病院よりも出しやすい気がします。それはご家族がそばにもいますし・・・。
詳しくは下記のリンクよりご聴取ください。
「ふじみ野市 在宅医たてこもり事件について考える」2022年4月（前半）の放送
『ラジオ在宅NOW』FM西東京 ラジオライブラリー
この番組は、当院の院長 松原清二が日頃医療の現場で感じることを話し、在宅医療に対しての理解をより深めて頂く番組となります。第一週と第三週に本放送、その他の週は再放送をお送りします。
放送日
2022年 4月2日、9日（土）放送分 | FM西東京 84.2MHz
