2022年 8月20日、27日(土)のラジオ在宅NOWの放送のご案内です。
2022年8月のテーマは、7月のテーマから引き続き「終末期について考える」です。今回は8月後半のお話です。
POINT今回は、看取られる患者さんと最後の関わりについてお話しをしてみたいと思います。
お亡くなりになった後「あれもしておけば・・・」と心残りになることは多々あります。
私の場合、患者さんに接する際に聞くことがあります。「ご自身の病気な何ですか?」、「どういった形でご理解されていますか?」と聞きます。
例えば、肺炎の方の場合、「最近、ご飯を食べていても詰まっちゃうことが多い」など、現状の把握と今後どうしたいかと言うことも聞きます。
その際に、ご家族の反応なども知るようにしています。反応はご家族によりまちまちです。「好きなものを食べようね」と言う人もいれば、「ダメよ!●●をしては」と言う方もいらっしゃいます。
そこで重要なのは、本人が何をしたいかと言う希望を聞くこと、本人が前向きになれることが大切なことです。
病気と言うのはどんどん進んでいってしまうので、できるだけ患者さんが普通に話せる時期に、希望を聞いてあげたり、本人に良いと思う提案をしてあげることが良いと思います。
(続きはラジオを聴取ください。)
詳しくは下記のリンクよりご聴取ください。
「終末期について考える」2022年8月(後半)の放送
『ラジオ在宅NOW』FM西東京 ラジオライブラリー
この番組は、当院の院長 松原清二が日頃医療の現場で感じることを話し、在宅医療に対しての理解をより深めて頂く番組となります。第一週と第三週に本放送、その他の週は再放送をお送りします。
放送日
2022年 8月20日、27日(土)放送分 | FM西東京 84.2MHz