2022年 8月6日、13日(土)のラジオ在宅NOWの放送のご案内です。
2022年8月のテーマは、7月のテーマから引き続き「終末期について考える」です。今回は8月前半のお話です。
POINT今回は、在宅医療をいれるタイミングについてお話しをしようと思います。
一般的に病院から紹介をされるケースは、病院で生活するよりも、コロナ禍でもあるし、ご家族との時間を過ごしたほうが良いと判断される場合などで在宅医療を勧められるケースがあります。
とは言え、介護用ベットの準備ができない、介護認定を受けれなかったなどの理由で、病院で最後を迎えられるケースもあります。
在宅医療を受ける患者様には、介護認定をすでに受けている人とこれから受ける方がいらっしゃいます。これから受ける方でも、在宅医療は介護保険ではなく医療保険を利用するため、これから介護認定を受ける方でも見込みから診療をしていくことができます。
しかし、看護師の場合は、疾患により介護保険と医療保険を使用するケースが二パターンあります。リハビリの類のものは介護保険の要素が強くなり、点滴などは医療保険の要素が強くなります。
この二つの保険のバランスをを考えなくてはいけないのですが、何を優先するかが一番大事な要素となります。
例えば、病院を退院されて介護認定が下りるまでの期間、医療保険だけで診療を受けることもできます。必ずしも、介護保険がないと在宅診療ができないということはありません。
介護保険のしばりにより、看護師の訪問頻度が規制されるなどの場合は、あえて介護保険の申請はしないということもあります。(続きはラジオを聴取ください。)
詳しくは下記のリンクよりご聴取ください。
「終末期について考える」2022年8月(後半)の放送
『ラジオ在宅NOW』FM西東京 ラジオライブラリー
この番組は、当院の院長 松原清二が日頃医療の現場で感じることを話し、在宅医療に対しての理解をより深めて頂く番組となります。第一週と第三週に本放送、その他の週は再放送をお送りします。
放送日
2022年 8月6日、13日(土)放送分 | FM西東京 84.2MHz