2022年 7月16日、23日、30日(土)のラジオ在宅NOWの放送のご案内です。
2022年7月のテーマは「終末期について考える」です。今回は7月後半のお話です。
POINT今回は、ご家族の方が「いつ自分の親が危なくなるのだろうか」と言うお話しをしていこうと思います。
一般的に人が亡くなるケースの一つが老衰です。高齢になり、歩けなくなり、ご飯も食べれなくなり、寝たきりとなる。徐々にいろいろなことができなくなってくるケースです。これは人として自然な形です。
あとは、大きく分けると病気です。病気の場合でお亡くなりになるケースでは、がんと非がん疾患と言う分け方をします。例えば、がんの場合だと外科治療、抗がん剤治療、放射線治療などをして良くなるケースと良くならないケースがあります。
良くならないケースでは、今まで元気だった体が突然動けなくなる。この症状により、ご家族の方が戸惑うケースが多々あります。がんの性質で多いのは、なだらかに悪くなっていきながら、途端に活動度が落ちてしまうことが多いです。
日本のがん治療は5年生存率、10年生存率はだいぶ良くなってきていますが、一般的な多くの人は、がんと言う言葉から、死を考える病気と言うイメージは変わりません。
そういったご家族にたいしては横軸と縦軸のグラフを用いて、がんは、どういう具合に活動度が落ちると言うことを説明するとご納得いただける場合が多いです。
しかし、ご家族が納得いけない場合が多いのが、非がん疾患です。(続きはラジオを聴取ください。)
詳しくは下記のリンクよりご聴取ください。
「終末期について考える」2022年7月(後半)の放送
『ラジオ在宅NOW』FM西東京 ラジオライブラリー
この番組は、当院の院長 松原清二が日頃医療の現場で感じることを話し、在宅医療に対しての理解をより深めて頂く番組となります。第一週と第三週に本放送、その他の週は再放送をお送りします。
放送日
2022年 7月16日、23日、30日(土)放送分 | FM西東京 84.2MHz