2023年11月17日、25日(土)のラジオ在宅NOWの放送のご案内です。
2023年11月のテーマは「オンライン診療について 先生の実体験(2)」です。
オンライン診療について 先生の実体験(2)
前回は、医師である自分自身が新型コロナに感染してしまったことをお話ししました。うなされながらも、ベットから起きてオンライン診療したお話しです。
2023年9月24日の午前11:55、ちょうど部屋から出ようと思い、クローゼットの引き出しから靴下を取ろうとした瞬間、ぎっくり腰になってしまいました。あまりの痛みに「誰か!」と声をあげると、洗濯をほしていた妻が来てくれました。
その日は午後1:00から、ある試験を受けなくてはいけない日で、妻に「今日は試験はやめようかな」と言ったところ、タクシーを呼ばれそのままタクシーに乗せられ、ぎっくり腰のまま試験会場へ行きました。
試験が終わり、脂汗をだしながら妻に電話して「杖を買ってきてほしい」とお願いをするも「今、お魚をさばいてる最中だか」と言われましたが、結局、試験会場まで杖を買ってきてもらいました。
ですが、杖があっても歩けないのです。その後に整形外科に行ってレントゲンを撮り、骨の異常がないことは確認しました。新型コロナにかかっていたのが9月18日だったので、結局9月29日まで約2週間、オンライン診療をすることになりました。
オンライン診療の良いところは、スタッフがスマートフォンの使い方もうまくなってきて、撮影の仕方などがうまくなってきます。但し、デメリットは検査ができないことです。検査ができないと評価もできないため、そういった面では患者さんにとっては不利益な気がします。
あとはスマホの難しさは会話の終わりの瞬間です。正直、どこで終わりにしていいか悩むことがあります。また、対面でのお互いの人の温かさを感じられないことですね。
今回、オンライン診療を余儀なくすることになり、しみじみ、日頃の健康管理やストレッチなど大事だと感じました。(音声でお聞きになる方は下記のラジオを聴取ください)
icon-external-link 「オンライン診療について 先生の実体験(2)」2023年11月(後半)の放送
icon-external-link『ラジオ在宅NOW』FM西東京 ラジオライブラリー
この番組は、当院の院長 松原清二が日頃医療の現場で感じることを話し、在宅医療に対しての理解をより深めて頂く番組となります。第一週と第三週に本放送、その他の週は再放送をお送りします。
icon-microphone 放送日
2023年11月18日、25日(土)放送分 | FM西東京 84.2MHz