2023年2月4日、11日(土)のラジオ在宅NOWの放送のご案内です。
2023年2月のテーマは1月に引き続き「在宅医療・最新医療機材紹介!3」です。今回はこのテーマ3回目(2月前半)のお話です。
「在宅医療・最新医療機材紹介!3」
今回も2023年1月から引き続き、在宅医療で使用する医療機器のご紹介です。医療機材紹介の3回目となります。
今回は24時間ホルター心電図のご紹介です。早速、青木プロデューサーに協力していただいています。
具体的には患者さんが私(医師)の目の前でドキドキするなどの症状があれば良いのですが、深夜にドキドキするとか、歩いてる時にドキドキする、お風呂にはいっている最中に意識を失ってしまうなど、そういう患者さんのための医療機器(不整脈の検査)です。
今、青木プロデューサーの胸に電極を4枚はっていただいています。心電図のレコーダーをお腹にまいていただきます。この状態で服をおろし、日常の生活を送っていただきます。
一般的な健康診断などで使用する12誘導心電図にくらべると、つける電極数が少なくなり評価できる情報も少なくなりますが、こちらで不整脈の検査ができます。
「(青木P)つけていても違和感はありません」。一応、このままお風呂にはいることもできます。ですが、いろいろ大変ですので、お風呂の場合シャワー程度にしてくださいとは伝えていますが。
これで24時間不整脈の検査をします。実際にこの検査で昨年は2人の患者さんがペースメーカーをいれました。ペースメーカーとは、不整脈のたりないところを機械で脈打ちを補助する医療機器です。
患者さんには洞不全症候群と言う症状の方がいて、脈が遅くなるため意識を失いそうになることがありましたが、ペースメーカーをいれることでこれを改善することができました。
「(青木P)これは素朴な質問ですが、24時間診ていないとわからないものなんですか?」これは24時間で症状が発見できればラッキーで、患者さんによっては3日に一度しか発作がでない方もいます。そういう患者さんの場合にはイベントレコーダーと言うものがあり、一週間位つけっぱなしにしていただく医療機器もあります。
但し、私(医師)の場合は、ある程度の頻繁に症状がでている患者さんに使用しているため、24時間でもこの検査でわかります。(続きはラジオを聴取ください)
icon-headphones 詳しくは下記のリンクよりご聴取ください。
icon-external-link 「在宅医療・最新医療機材紹介!1」2023年2月(前半)の放送
icon-external-link『ラジオ在宅NOW』FM西東京 ラジオライブラリー
この番組は、当院の院長 松原清二が日頃医療の現場で感じることを話し、在宅医療に対しての理解をより深めて頂く番組となります。第一週と第三週に本放送、その他の週は再放送をお送りします。
icon-microphone 放送日
2023年2月4日、11日(土)放送分 | FM西東京 84.2MHz