2022年 11月5日、12日(土)のラジオ在宅NOWの放送のご案内です。
2022年11月のテーマは「在宅医療における孤独とその対処法について」です。今回は11月前半のお話です。
POINT今回は少し難しいテーマとなります。孤独と孤立と病気にたいする影響について考えてみたいと思います。
そもそも孤独と孤立の違いは何でしょう。孤立に関しては家族や社会、身内、友人から隔離された1人の状態のこと。孤独は、言語化するのが難しいのですが、感じる感情で、1人の時でもまわりに人がいる時でも孤独感を感じることがある感情です。
自分が何かをやりたいと思っていても、自分の所属しているコミュニティの中で受け入れられない。自分の要求がずっと通らないことが続く。これが孤独の感覚かと思います。
例えば、介護と言う観点で見ると、親子さんの介護をしている娘さんが一人います。その親には子供さんが他にもいます。娘さんは皆で協力してほしいと思っていも誰も親の介護を手伝ってくれません。こういう状況の時も孤独を感じるそうです。
但し、世の中には一人を好む人もたくさんいますので、自らが望み1人になる人を孤独とは呼びません。あえて言うと孤立のほうではないでしょうか。
病気と孤独の関係は、孤立していてさらに孤独感を感じると脳の一部分の活性がさがると言われています。孤独と言うのは、脳神経に影響をあたえていることがわかってきているようです。(続きはラジオを聴取ください)
詳しくは下記のリンクよりご聴取ください。
「在宅医療における孤独とその対処法について」2022年11月(前半)の放送
『ラジオ在宅NOW』FM西東京 ラジオライブラリー
この番組は、当院の院長 松原清二が日頃医療の現場で感じることを話し、在宅医療に対しての理解をより深めて頂く番組となります。第一週と第三週に本放送、その他の週は再放送をお送りします。
放送日
2022年 11月5日、12日(土)放送分 | FM西東京 84.2MHz