運動療法(在宅診療NOW 2023年3月)

運動療法 在宅医療NOW(3月号)

最近は運動不足になりがちで、ここ数カ月、卓球を習いに行っています。外気温や天気に左右もされず、継続しやすいスポーツです。

同じ入門編のグループに、昔から習っているという80代の女性の方がいます。この方とラリーをしていると、ネットギリギリのドライブの利いた打球が来て、返した球がネットにパサッと戻ることが続いてしまい、きりきりまいさせられることがあります。

熱心な彼女は打球を追うあまり、転倒して、頭をぶつけるシーンもあって冷や冷やするのですが、これまで大きなケガをすることもなく、今も卓球の授業に誰よりも早く来て、頑張っておられます。

まつばらホームクリニック院長 松原清二
理事長 松原 清二

このように運動をし続けることは、さまざまな疾患に有効であるといわれています。例えば心不全患者ならば、運動療法は死亡のリスクを46%下げる、がん患者の場合はリハビリそのものにリラクセーション効果がある、また高齢者の転倒や骨折予防には自宅やデイサービスでの運動や、太極拳が有効であるといわれています。

また、認知機能も軽度認知症患者の場合、週2時間以上歩行をすると改善するともいわれています。

とはいえデータをいろいろ並べる前に、自分も続けなければなりませんね。自分も何かと理由をつけて行かなくなる恐れがあるので、今回は妻と一緒に習うようにしました。三日坊主になる方は、何かあらかじめ対策を練ったほうが良いかもしれません。

タウン通信 まつばらホームクリニック

PDF版でご覧いただく方はこちら

運動療法(在宅診療NOW 2023年3月)
運動療法(在宅診療NOW 2023年3月)

検索

クリニック概要

医療法人社団 颯凌会
まつばらホームクリニック


〒202-0012
東京都西東京市東町4-14-18 かえでビル2FB
TEL:042-439-1250
FAX:042-439-1251

●お電話受付時間
AM9:00~PM6:00

●主な訪問地域
西東京市、練馬区の一部、新座市南部、東久留米市の一部、武蔵野市の一部


まつばらホームクリニックの診療地域
訪問地域詳しくはコチラ

当院の紹介動画

ブログ カテゴリー

  1. 認知症の母を一人で支える~在宅診療NOW

    2024.01.12

    認知症の母を一人で支える~在宅診療NOW

  2. 「ALS 家で自分らしく生きるには」まつばらホームクリニックの在宅診療NOW

    2023.09.20

    「ALS 家で自分らしく生きるには」まつばらホームクリニ…

  3. まつばらホームクリニックの動画在宅NOW「伴侶を亡くした夫の心の在りよう」

    2023.07.23

    まつばらホームクリニックの在宅診療NOW「在宅で輸血をす…

  1. 「40度近くまで上がるところも…」3連休は“危険な暑さ” 熱中症に要注意【Nスタ解説】

    2023.07.18

    「40度近くまで上がるところも…」3連休は“危険な暑さ”…

  2. まつばらホームクリニック『ラジオ在宅NOW』

    2023.05.26

    西東京市のタウン通信より『在宅診療の今』

  3. news zero(日本テレビ)より、熱中症対策について松原先生(医師)への取材

    2022.07.26

    news zero(日本テレビ)より、熱中症対策について…

TAG