西東京市の在宅医療 まつばらホームクリニック
最近は新型コロナワクチン、インフルエンザワクチン、帯状疱疹ワクチン、肺炎球菌ワクチンなど、日頃の診療でワクチンのことが頭から離れません。
そこで、先日、神戸大学の感染症科の教授で、私もよく勉強させてもらっている岩田健太郎先生の新書『ワクチンを学び直す』を読みました。
その中でワクチンの有効率について丁寧な記載があり、うちの職員に話したところ、〝目から鱗〟の表情でしたので、ここでもご紹介したいと思います。
ワクチンを打った人、打たなかった人のとある感染症にかかった、かからなかった人数の表を示しました。
理事長 松原 清二
ここで両者の割合を見ると、0・15÷1・5=10%となり、これはワクチンによって減った感染症なので、どれくらい減ったかといえば100―10=90%。これがワクチンの有効率となります。
当院スタッフと話した限りではワクチンを打った群が感染に罹らなかった割合、有効率は99・85%を想像していたようです。
臨床研究は有効性を見る上で治療介入をした群とそうでない群との比較対象の上で成り立っています。報道でもあまり詳しく伝えられてもいないので、この記事の読者の方が〈そうだったんだ!〉と思ってくれたら良いなと思います。
ワクチンの有効率の解釈について(在宅診療NOW 2024年2月)
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