「在宅医療・最新医療機材紹介!1」ラジオ在宅NOW 2023年1月のテーマ(前半)

在宅医療における孤独とその対処法について-3

2023年1月7日、14日(土)のラジオ在宅NOWの放送のご案内です。
2023年1月のテーマは「在宅医療・最新医療機材紹介!1」です。今回は1月前半のお話です。

まつばらホームクリニック『ラジオ在宅NOW』

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
今回は在宅医療クリニック(当院)で、使用する機器と使用用途をご説明したいと思います。レントゲンは、プロのカメラマンが持っているカメラが大きくなってレンズが下に向いている感じです。これで「カシャッ」とすると放射線が下にでて、患者さんの肺や心臓などを撮像することができます。

では、今回はプロデューサーの青木さんに、実際に寝てもらい、患者さんの立場になるとどういう感じなのかを体験してもらいます。肺とか心臓を撮像する場合には、パネルを背中に敷いてもらっています。在宅の場合、患者さんが痩せている方も多いので、パネルには背中が痛くならないようなカバーをかけて撮像をします。

レントゲンは女性でも持ち運びができます。実際の出来上がりの写真では、きちんと肺の評価もすることができます。開業した当初はエコーで評価をしていましたが、どうしても肺の評価や、背骨の骨折の評価が弱かったため、レントゲンを導入することでこれらが改善されることになりました。

最近、患者さんの中で大腿骨の骨折がありました。患者さんは歩けません。理学所見で診察しただけでは、打撲か骨折かがわからない場合があります。但し、レントゲンがある場合には、骨折と打撲の判断がつくため、その後の診療方針をすぐに決めて行くことができるのですね。患者さんにも症状が正確にわかることで、安心した気持ちになれます。

また、肺炎の患者さんで難しかったのが、全体的に肺が汚い場合、慢性的な咳やご飯を食べるたびに誤嚥を繰り返していて、もともと肺が悪くて苦しいのか、誤嚥性肺炎で苦しいのかがわからない時がありました。血液検査でも判断できず、レントゲンと撮ることで肺炎とわかりました。ここから抗生物質の点滴をすることで一時的に症状が楽になりました。

ですので、在宅でもレントゲンを撮れることで診療の精度があがると言えます。(続きはラジオを聴取ください)

POINT

 icon-headphones 詳しくは下記のリンクよりご聴取ください。

icon-external-link 「在宅医療・最新医療機材紹介!1」2023年1月(前半)の放送
icon-external-link『ラジオ在宅NOW』FM西東京 ラジオライブラリー

この番組は、当院の院長 松原清二が日頃医療の現場で感じることを話し、在宅医療に対しての理解をより深めて頂く番組となります。第一週と第三週に本放送、その他の週は再放送をお送りします。

 icon-microphone 放送日

2023年1月7日、14日(土)放送分 | FM西東京 84.2MHz
まつばらホームクリニック『ラジオ在宅NOW』

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